発達障害者の感覚過敏!当事者から見た視覚過敏について

よつば
みなさんこんにちは。
よつば」です。

かとりくん
かとりくん」なんだな。
蚊取り線香じゃなくて、ぶたなんだな。

よつば
よつばは、ASDとADHDが診断されている発達障害当事者です。
ということで、「当事者から見た視覚過敏」について書いていきたいと思います!

ネットにありふれた記事にならないよう、なるべく「当事者目線」の内容を取り入れて書いていこうと思っています。

よつば自身の体験として、「こんな感覚過敏がある」「こんな困りごとがある」「こんな対策がある」と、色々書けることがあります。

  • 一般的に言われていることだけだと少し腑に落ちない
  • 探している情報が見つからない

そんな人たちの探しているものが、もしかしたらこの記事に落ちているかもしれませんよ!

よつば
もちろん、保証はしません!

かとりくん
胸を張って言うセリフじゃないんだな。
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感覚過敏とは?

読んだままの意味とも言えますが、感覚が鋭く、過敏になっている状態のことです。

主に、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚の過敏性について語られることが多いです!

他人よりも光が眩しく感じる、音が大きく聞こえる、というようなことですね。

これだと語弊があると思うので補足しますが、感覚の過敏さゆえに、集中を阻害されたり、パニックになってしまったり、場合によっては頭痛や吐き気などの身体症状が出ることもあります。

なので、「ちょっと敏感なんだねという程度の捉え方でいると、感覚過敏の人は困ってしまうかもしれません。

そこには注意が必要です。

よつば
聴覚過敏の人で、飲食店の食器の音が耐えられないというような人もいるほどです。
理解することは難しくても、理解しようとする姿勢は必要かもしれません。

視覚過敏

よつばにも視覚過敏があります。

そこまで重度ではないと思いますが、参考になる人もいると思うので書いていきます!

  • 日の光がかなりまぶしい
  • 蛍光灯の光もまぶしい
  • 間接照明もちょっとまぶしい
  • テレビ、パソコン、スマホのディスプレイも全部まぶしい
  • 動くものに過剰に反応してしまう
  • 人混みなどは目移りするので疲れる

よつば
こんなところでしょうか?
目立つのは「まぶしさ」ですね。

かとりくん
まぶしいって書きすぎなんだな。

よつば
もうこの画像がまぶしいですからね。
反射でちょっと目を逸らしてしまいます。
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視覚過敏の世界はまぶしすぎる

まず最初に言いたいのは、「世界まぶしすぎる!」ということですね。

朝日を浴びようものなら浄化されてしまいそうです。

うわああああ!」と大声を上げたくなるような、そんな感覚にすらなります。

よつば
ドラキュラとかヴァンパイアって、こんな気持ちなんだろうなと、朝日を浴びるたびに痛感します。

まぶしいだけならまだ我慢できますが、まぶしさってなぜか痛みと直結してるんですよ。

光を見ると、目からなにかが刺さるように、頭までズキズキと痛くなってしまいます。

普通の人でも太陽光を直視したら、少し痛いような感覚になりそうなのですが、それが頻繁起こるようなイメージでしょうか。

わかってもらえるかはちょっと疑問ですが、よつばにとって光は、結構トゲトゲしくて痛いもののイメージなんですね。

よつば
基本的に、外はどこ行ってもまぶしいんですよ。
コンビニの光とか相当まぶしいですよね。
夜でもサングラスをかけたくなります。

視覚過敏によるまぶしさの対策

まぶしいことを我慢していると、頭痛や吐き気などもやってくるので、絶対に我慢はしない方がいいです!

なにか対策を取りましょう。

  • 【王道】サングラスをかける
  • 光をみない・やわらげるように工夫する

もうこれを言ってしまうとおしまいという感じですが、サングラスをかけるのが一番手っ取り早い対策です。

まあ、よつばはサングラス使いませんが……。

かとりくん
じゃあなんで書いたんだな。

よつば
常時サングラスかけていると、キャラクターが固定されそうでいやなんですよ。
でも車に乗っていて逃げ場がないとか、そういう場面では欲しくなります。

ということで、普段から心がけているのは「光をみない・やわらげる工夫」という部分ですね。

 

さて、視覚過敏の人なら、多くの人が「不眠」にまつわる悩みも持っているのではないでしょうか?

単純に、ちょっとした明かりでもまぶしいので、眠りが浅くなったり目覚めたりしてしまいます。

なので、よつばは寝るときは必ずアイマスク着用です。

これがないと、死にます。

また、普段から、自宅にいるときはカーテンを極力閉めていたり、間接照明を使ったりもします。

パソコンやスマホのバックライトも極力暗くしています。

よつば
ぱっと、スマホを妻に見せたりすると「暗すぎて見えない」とよく言われます。
視力の違いもあるとは思いますが、やはり光に対する感覚も違うと思います。

スマホをよく使う人におすすめの対策

スマホをよく見るという人はぜひ参考にしてほしいのですが、スマホに貼るフィルムを変えるだけで、光のギラツキがぐっと抑えられます。

ノングレア(アンチグレア)」というタイプのフィルムを貼ると、いい感じに薄暗くなってくれます。

反射もあまりしないので、自分の顔が映ったりもあまりしませんし、外での太陽光の反射なんかもかなり抑えてくれますよ。

上の画像で、光の反射の仕方が全然違うのがわかるかと思います!

よつば
ちょっと余談も書きます。

視覚過敏とは関係ありませんが、指紋もつきにくくべたべたしないので、常にサラサラな状態で操作ができます。

スマホの操作で、指が突っ張ってしまってやりづらいという人にもおすすめですね。

よつばは汗も油もよく出る、しっとりしがちの体質です。

スマホに指が引っかかってフリック入力に苦戦していたら、ノングレア(アンチグレア)というタイプのフィルムがあることを知りました。

これが偶然にも、光のぎらつきも抑えてくれる最高のアイテムだったんです。

よつば
もう必需品になっていますね。

デメリットとしては、映像の鮮明さは多少落ちてしまうことでしょうか?

(※画像は薄暗い部屋で、どちらのスマホも光量を最低値にしたときの状態です。)

ただ、これは視覚過敏で悩む人にとっては関係ないことかもしれません。

いくら鮮明な映像でも、あまりにもギラギラと光っていたら直視できませんので……。

よつば
もっと暗くしたい」と思うことはあっても、「もっと明るくしたい」とは思いません。
なのでよつばにとってはデメリットではないです。

視覚が過敏すぎる影響?不眠について

前項でもさらっとふれていますが、不眠についてです。

まぶしくて眠れない……」ということの他にも、影響を及ぼしているものがあるのではないかと、よつばは疑っています。

よつば
それはずばり、「ブルーライト」です。

ブルーライトの影響が大きい?

パソコンやスマホから出るブルーライトというやつが、なにやら目によくないらしい」というような話は、みなさんも一度は聞いたことがあるかと思います。

ブルーライトに関する意見は不確かな部分もあるので、ちゃんとしたことは言えないのですが、簡単にいうと目がすごい疲れるよということらしいんですよ。

かとりくん
説明が驚くほど雑なんだな。

よつば
ブルーライトの解説記事ではないから、セーフだと思っています!

不眠に対する影響があるとかないとか……。

ブルーライトカットなんて無意味!」というような記事も読んだことがありますし、一体なにを信じるべきなのか。

 

みなさんは、なにを信じますか?

 

 

はい。

 

いいですね?

 

 

そうです、よつばです。

 

 

よつばを信じてください。

 

かとりくん
なんかその演出にイラッとするんだな。

 

えー、ちょっとおふざけが過ぎましたが、要するに「よつばの体験を信じてくださいという意味です。

 

これはよつば個人の考えでしかありませんが、視覚過敏の人ってブルーライトの影響も強く働くような気がするんですね。

よつばは常に不眠で、毎日眠剤を飲まなければ眠れません。

なんなら眠剤があっても、ときには眠れません。

そんな体質ですから、ものは試しと、「ブルーライトカットにもめちゃくちゃ力を入れているんです。

よつば
結論から言うと、効果ある気がします。

まずはブルーライトカットのメガネですね。

視力はいいのでメガネはいらないのですが、ブルーライトカットのためだけに用意しました。

午前中はともかく、午後、遅くとも夕方の17時頃くらいから常時かけるように心がけています。

 

前項での対策とかぶっている部分もありますが、あとは色々なものの光量を落としています。

パソコン、スマホ、部屋の明かり……。

パソコンやスマホに関しては、ディスプレイの設定で「ブルーライトカットモード」というようなものがあるので、それを設定しています。

ちょっと色味は変わってしまうのですが、慣れたら違和感もなくなってしまいますね。

このように、色々なブルーライト対策をしてみたところ、少し変化がありました。

 

よつば
夜に自然とあくびをする回数が増えました。

かとりくん
それだけなんだな……?

よつば
個人的には大きな変化なんですよ!

 

はっきり言ってしまうと、「劇的に不眠が改善!」ということは、まったくありません。

でもなんとなく、自然な眠気が訪れることが増えたような感覚があるんですね。

不眠が強すぎて普段あくびもほとんどしないので、これは大きな変化だなと思っているんです。

変わらず眠剤は必要ですが、「眠剤を飲んでいるのに眠れないという回数は少し減っていると思いますし、多少効果はあると思います!

よつば
あとはブルーライトカットの効果をひたすら信じ、プラセボの力で眠ります。

かとりくん
そんなこと言いだしたら、普通の伊達メガネでも大丈夫なんだな。

視覚過敏は動くものにも反応してしまう

よつば
突然ですが、よつばは「」というものが、この世で一番苦手です。

普段のよつばであれば、ここで最適な画像を貼るところですが、虫の画像を見ていただけで失神しそうだったので諦めました。

虫の画像貼れよ!!」という人はなかなかいないと思いますが、いても勘弁してください。

虫が本当に嫌いなんです。

よつば
ちょうちょで鳥肌立つレベルです。

かとりくん
一般的な女の子よりも虫嫌いなんだな。

視覚過敏だと動きが予測できないものが苦手

なぜ「虫が嫌い」などと言い出したのかといいますと、視覚過敏と関係あると思ったからです。

自分でもどうしてこんなに虫が嫌いなのか、よくわかっていなかったのですが、考えてみると「視覚過敏のせいなのでは?」と思う部分がたくさんあるんです。

視界のなかで予測できない動きしますよね?それが原因なのではないかと……。

よつば
そんなわけでTwitterを使って、簡単な調査を行いました。

一応、視覚過敏の自覚がある人に回答してもらうようお願いしました。

すると、「虫は苦手」「虫はどちらかと言えば苦手」だけでも75%という高い数字。

解答閲覧用の投票で10%もっていかれているので、除外すれば約83%くらいの人が虫が苦手と解答していることになります。

よつば
視覚過敏関係なしに、虫が苦手な層は一定数いると思いますが、それにしても「虫が苦手という割合が高いような気がします。
サンプルは少ないのですが、発信力がまだまだ足りないのでこれが限界でした……。

また、投票数もそうですが、リプライも多かったのが印象的です。

虫が嫌いなんてレベルじゃない」「発狂しそう」というような、よつばとしては全力で共感できるリプライが寄せられていました。

このことからも、「視覚過敏の人は虫が苦手な人が多い説はなかなか有力な考え方だと思いました。

 

視覚過敏の人は、ものの動きに敏感です。

なので、予測不能なものの動きには翻弄されたり、驚いたりしてしまうのだと思っています。

車や歩行者の動きはある程度予測できるので、そこまで気にならないのではないでしょうか?

でも、もし歩行者が方向転換して自分に向かって来るように見えたりしたら、「ビクッ」となるのだと思います。

よつば
虫の対策なんて「夏が終わるのを待ちましょう」くらいしか言えませんが、「視覚過敏の影響もあるかも?」という可能性について知ってほしかったので書きました。

当事者から見た視覚過敏、さいごに

当事者からみた視覚過敏、いかがでしたでしょうか。

そんなことは知ってるよ」という情報もあったかもしれませんが、少しは意外な情報もあったのではないでしょうか?

発達障害の症状の中で、感覚過敏はまだまだ情報が少ないと思いますので、一人でも多く人の助けになっていれば幸いです。

 

それでは、これで記事を終わりたいと思います。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました!

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よつば@ASD/ADHD/双極
「発達障害がテキトーなこと言うだけ」

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