「発達show街」の「よつば」です。
蚊取り線香じゃなくて、ぶたなんだな。
そんなわけで、「当事者から見た発達障害とは?」を書いていきたいと思います。
なるべく「当事者ならでは」の、他では書かれていないことなんかを書いていきたいと思っています。
発達障害は脳機能の障害
まず、簡潔に言うと、発達障害は脳機能の障害であるというところから始まります。
発達障害を診断するところは精神科ですし、治療するのも当然精神科になります。
人によっては障害者手帳を取得できますが、発達障害で申請できる障害者手帳は「精神障害者福祉手帳」です。
(※手帳については、自治体によっては「療育手帳」になる場合もあります。)
「精神」という言葉が繰り返し出てきましたが、このことから、当事者にとっても周囲の人にとっても、「発達障害=精神病」という印象が残ってしまいやすいのだと思われます。
とはいえ「発達障害=精神病」が間違っているというわけではありません。
「精神病」という言葉に明確な定義がないので、「精神科で治療する病・障害のこと」という意味で使っているなら間違いではない、という感じでしょうか。
精神と脳の関係
「精神と脳の関係」なんて完璧に解説できたらノーベル賞どころの騒ぎじゃないと思います。
だから、全然解説とかできないしするつもりもないので、そこは勘違いしないでください!
あほなんだな……。
精神と脳の関係なんてよつばにはわからないんですが、そこはわからなくていいのです。置いときます。
じゃあなにが言いたいのかって話になると思うので、書きますね。
「精神科」って、脳機能障害を診るのが専門なんですよ。
「精神を診るんじゃないの?」って思う人もいると思いますが(というか、よつばがそうでした)、それこそ「精神ってなに?」って話ですよ!
「今からあなたの精神を診ます」なんて言われたら、それはもう完全に怪しい人ですよね。
でも精神科は怪しい人ではなく、医者です。
ちゃんと医学に基づいて診察してくれますよ!
そんなわけで冒頭の発達障害は脳機能の障害であるというところに着地するわけです。
精神の障害とか言ってしまうと、やっぱり「精神ってなに?」という話になりますので……。
とはいえ、ちょっと引っかかるのもわかります。
精神病院に偏見がある人もいると思いますし、精神病院事情に明るい人なんてそうそういないですよね。
だから知らないことや、釈然としないことがたくさんあって当たり前です。
よつばも精神科に通院するようになるまでは知りませんでしたが、精神科は脳機能障害を診ているので、認知症なども精神科で診ているんです。
最初は「認知症って精神科で診てもらうの……?」と、違和感を感じていました。
偏見というべきか知識不足というべきか悩みますが、知識や理解を深めた今となっては、自然なことだと思うようになりました。
fa-hand-o-right精神科は脳機能障害の専門
発達障害は3つに分類される
発達障害は大きく分けて、3つの障害に分類されます。
ASD(アスペルガー症候群などを含む自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)の3つです。
発達障害は人それぞれ
当事者から見ると、発達障害という括りは結構大きく感じます。
ASDとADHDとLDの症状は全然違うんですよ。
サッカーとバスケと野球のような感覚ですかね。大きく括ったら球技になりますね。
と言われても「どの球技!?」と気になりますよね。
よつばはそれと同じような感覚で、発達障害を捉えています。
でも考えてみたらそんなこと言われたことないですね!
当事者から見た発達障害、まとめ
発達障害は脳機能の障害と簡単に説明しました。
もう少し掘り下げますが、人は生まれつき脳機能の発達にかたよりがあったりします。(みんなが全く同じ発達をしてると考える方が怖いですけどね。ロボットみたいで。)
発達障害者はその発達のかたよりが非常に大きく、その人の人生の障害になることがほとんどです。
大きなかたよりと書きましたが、要するに脳が未発達・未成熟な状態なんですね。
脳の発達段階に障害があって、このようなことが起こるのだと思います。
だから発達障害といいます。発達の障害なわけです。
こう考えてみると「発達障害」という名称は、割とそのままの意味なのでわかりやすいのではないでしょうか?
でもそれがわかりやすかったかどうかは、人によりますよね。
発達障害について調べる人は、当事者やその周囲の人、もしくは医療関係の仕事をしている人などが多いのではないでしょうか。
中には、専門用語の理解が難しいとか、一般的に言われてることだけだといまいち釈然としないとか、そういった想いや悩みを抱えてる人もいるのではないかと思います。
この記事で解決できたかはわかりませんが、少しだけでも誰かの助けになっていれば幸いです。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました!